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ラバジの巻き方
シンカー素材
モールド型
フック
■プロローグ

冬は寒くてネタも無い、この冬の暇な間に自称○○○のフットボーラーな私としては来年用のラバジでも作って置こうかと...

で どうせ作るならハウツー物になってもつまらないし既製品じゃなくて他に無いオリジナルなジグを作ろうじゃないか!と言う事で一応DO−ITのハンドモールド型も持ってるんだけど、え〜い型も作っちゃえ!!と、無理やり企画をスタートします。 

■ラバジって?
ケイテックMODEL2
キャリラバ
がまかつフットボール28
すべて3/8ozです。
デコイ パワフルエッグ 
VJ−70
現在のオリジナル
K−JIG

写真で比べると余り違いが見えないんだけれども、各社それぞれに色々な工夫を凝らしてある(はずです)、上のラバジは全部ヘッドが鉛ですが現在はご存知の通り、タングステンヘッドのラバジも存在します。但しタングステンは融点が非常に高く(3,380度)硬さも切削工具の素材に使われる位なので非常に硬く、何の設備も持たない素人には加工できる代物ではありません。

■ビスマス製 ラバジ試作

早速、溶かして試作品を作って見る。融点が鉛よりも低いこともあって素直に解けるし、型に流し込んでも流動性も良くいい感じ。ただ融点が低い合金の割りに硬さというか脆さが強く、鋳込み口の出っ張り部分が簡単に折れてしまう。

あともう一つは比重の問題、鉛よりも比重が小さいので同じ形状の場合どうしても重量が軽くなってしまう。とりあえず既製のモールド型で作った場合、予想通りの重量の差が出てしまった。

Bi ビスマス製 9g
Pb 鉛製 11g

鉛使用で3/8oz用なので当然といえば当然ですが、2gの差をどう埋めるかが問題です。